サーバー内の準備が出来たところで、OpenPNEをインストールしてみます。
インストールといっても、どこにどうすればいいのか?
というところからになるので、例をあげて説明します。
前頁で解凍したOpenPNE-2.14.6.zipファイルを解凍すると現れた
これらのファイル。
これらのファイルをアップロードするわけですが、まあ図式からするとこんな構成でアップロードします。
まずはFFFTPの準備から。
さくらレンタルサーバの場合は、PHPの属性設定を「705」もしくは「755」にする必要があります。また、CRONの属性も「755」にする必要があります。
そこで、FFFTPで先に設定しておきます。
「オプション」→「環境設定」→「転送3」
「追加」をクリックして、ファイルを指定します。
画像はすでに設定していますが、指定する際は「*」を最初に付けて「*.php」と設定してください。
そしてアップロードします。
/home/hogehoge/の配下に「OpenPNE2」というディレクトリを作り、その中に
- bin
- lib
- setup
- var
- webapp
- webapp_biz
- webapp_ext
- config.php(config.php.sampleをリネーム)
- LICENSE
をアップロードします。(「OpenPNE2」以外の名前でファイル名を使う場合は、以下「OpenPNE2」を付けた名前に読み変えてください)
/home/hogehoge/www/の配下に「sns」という名前(今回はこの名前、にしておきます。他の名前にされる場合は、以後「sns」をご自身が設定されたフォルダ名で読み変えてください)のフォルダを作ります。
/home/hogehoge/www/sns/の配下に「public.html」内の
フォルダ類
- cmd
- flash
- img
- js
- modules
- openid
- skin
PHPファイル類
- cap.php
- config.inc.php
- img.php
- img_skin.php
- index.php
- skin.php
をアップロードします。
アップロードが完了するまで時間がかかるので、YOUTUBEやらニコ動やら見ながらくつろいでください。
※「config.inc.php」の設定
ここで、まず「public.html」内にある「config.inc.php」の設定をします。
phpファイルは普通のテキストエディタ(メモ帳など)を使うと、改行せずに1行が長く表示されることがあるので、ここで用意していた 「TeraPad」を使用します。
config.inc.phpを右クリック→「プロパティ」→プログラムの「変更」をクリック→「TeraPad」を選択→適用
そうすると、プログラムにTeraPadが表示されます。
推奨されたプログラム、ほかのプログラムにTeraPadが表示されない場合は、「参照」をクリックして、TeraPadを選択してあげましょう。
「この種類のファイルを開くときは選択したプログラムをいつも使う(A)」にチェックを入れておけば、PHPファイルはTeraPadで開くことが出来ます。
(Windows7の64bitの場合は「Program Files(×86)」に「TeraPad」のフォルダがあります)
ちなみに、TeraPadは
「表示」→「編集モード」→「C/C++(C)」 にしておくと、見やすいです。
行数も表示されますし。うん。
TeraPadの下準備をしたところで、本題の「config.inc.php」の設定です。
1. ../../OpenPNE2
「../」は上の層にあるという意味です。上のファイル設置図を見ていただくとわかりますが「config.inc.php」の場所の上の層に「sns」フォルダが、さらに上に「www」フォルダがあります。その同じ層に「OpenPNE2」があるので、2つ上の層にある「OpenPNE2」ファイルと設定します。
設定をしたら、「sns」のフォルダ内にアップロードします。
※「config.php」の設定
config.phpは後に設定するのに変えるので、あらかじめ手元でファイルを
右クリック→「コピー」→フォルダ内で右クリック→「貼りつけ」→「config.php-コピー.sample」を作成しておくと、後で入力失敗しても大丈夫。一応コピーしておきましょう。
(先にリネームして「config.php」にしていても、とりあえずコピーして「config-コピー.php」を作っておきましょう。)
そして、「config.php.sample」を右クリック→「名前の変更」→「.sample」を消す→「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。変更しますか?」OK→「config.php」ファイル完成。
さて、config.phpファイルをコピーして作成したところで、まずはconfig.phpを設定します。
設定するところは以下の部分です。
まず
1は上記の「public.html」内のファイルを入れた/sns/を含めた絶対パス
http://www.hogehoge.sakura.ne.jp/sns/
を入力します。
そして、2~6は
2.mysql(すでに設定されています)DBの種類を入れるので「5.1」は不要です。
3.hogehoge
4.(設定したパスワード)
5.mysql.999.db.sakura.ne.jp
6.hogehoge
と入力します。
7.12345←こちらは任意のパスワードでOKです。
これらを書き変えてから、もう一度「OpenPNE2」フォルダにアップロードします。
まだまだ続きます。
【続く】⇒OpenPNEを導入してみる(インストール編2/2)
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